失敗から学ぶシリーズ 『新しいものに飛びつくとケガをする』

ご好評頂いています「失敗から学ぶシリーズの第5弾」です。

すでにご存じの方も多いのですが、私のブログは、賢威というテンプレートを使用しています。 先日、賢威5.0のテンプレートが公開されたので、早速、カスタマイズして適用してみました。

賢威5.0のテンプレートは、最新のSEO対策が施されているので、
その効果を期待しつつ、トップサーチ1000で日々、順位をチェックしていました。

実は、順位がどれだけ上がるか楽しみだったのです。

ところが、予想に反して、順位がどんどん落ちていきました。
Googleでは、テンプレートを切り替えてから1日で、150位も順位が落ちました。
2日目で、圏外です。

賢威5.0順位ダウン

3日目からYahooとBingで10個ほどのキーワードで順位が下がり始めました。

「これはヤバイ、絶対に何かある」

そう思った私は、ブログを細かくチェックすることにしました。
最初にやったことは、HTMLの文法チェックです。

http://htmllint.itc.keio.ac.jp/htmllint/htmllint.html

何か致命的なミスをしていないか、
もしくは、原因特定のヒントがわかればと思いチェックしたのですが、
特に大きな問題点は見つかりませんでした。
(いくつか構文エラーは見つかりましたが、致命的な問題とは思えませんでした)

どこに問題があるんだろう、どっかに問題があるはずと思いながら、
過去の記事をランダムにクリックしていた時、
ある記事のレイアウトが崩れていることに気がつきました。

「なんだこりゃ!?」

サイドバーがコンテンツの下にあるというむちゃくちゃなレイアウトになっていたんです。

しかも、1記事だけではなく、ある日付の記事から過去の記事すべてで、レイアウトが崩れていました。 そして、さらに調べていくと、コメント欄が関係していることがわかりました。

WordPressのディスカッション設定では、「○日以上前の投稿のコメントフォームを自動的に閉じる」という 設定項目があります。

私は、この設定を有効にしていました。
つまり、時間が経過してコメント欄が自動的に閉じられるとレイアウトが崩れるという悲惨な状態に陥っていたのです。

また、崩れたサイトのソースをチェックしていると、</div>が1つ足りないことを発見しました。

これが原因か・・・

検索エンジンの精度が向上した今、レイアウト崩れのサイトは圏外に吹っ飛ばされます。
賢威をお持ちの方は、最新の内的SEOマニュアル、176ページをご覧下さい。

「見出しタグや、<div>タグ等の閉じ忘れなどで、ソース構造が誤って認識されてしまうと
 検索順位が大幅に下落するケースがあります」と記述されています。
(賢威5.0の内的SEOマニュアルより引用)

まさしく、この通りです。

偶然とはいえ、実証できてしまいました。(;_;)

この件は、賢威の販売者である松尾氏にバグ(不具合)のご連絡をさせてもらいました。
その時に頂いたメールが下記です。

> いつも大変お世話になっております。
> 賢威サポートチームの松尾です。
>
> この度はご連絡いただき、誠にありがとうございました。
> また、多大なご迷惑をおかけし、本当に申し訳ございません。
>
>
> 検索順位のリカバリに関しましては、ソースが正常に戻り次第、
> 検索エンジンの再クロールによってリカバリします。
>
> ソースがエラーが原因で順位下落した場合、
> ソースの修正でリカバリすることは、弊社の長年のSEO業務において断言できますので、
> どうぞご安心いただければ幸いです。
>
>
> 現在、お送りいただいた情報を元に、
> テンプレートのバグチェックを行っております。
>
> 原因が分かり次第、フォーラムにてご連絡させていただきますので、
> 大変ご心配をおかけいたしますが、何卒宜しくお願いいたします。

このようにとても丁寧で、順位は元に戻るという力強いメールを頂きました。
数日後、松尾氏から原因の特定ができ、テンプレートの修正が完了したと連絡がありました。
早速、修正済みのテンプレートを適用した結果、なんと、翌日には順位が元に戻りました。

その後、再び、圏外になりましたが、
翌日には再び順位が戻り、それ以降は安定した順位で推移しています。

このように新しいものには、何かと不具合があることが多いです。
これは、テンプレートに限った話ではありません。

ツールも該当するし、今、はやりのiPhoneもそうですね。
初期バージョンには、いろいろな不具合があったと聞きます。

このことから新しいものにはすぐに飛びつかず、「少し様子を見る」ということが大切です。
SEとしての見解もふまえていうなら、やはり、1ヶ月は様子を見た方がいいですね。
この1ヶ月で、バグフィックスやQ&Aが充実するので、リスクを減らした状態で導入できます。 ぜひ、ご参考にしてみて下さい。

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2010 年 7 月 25 日 | コメントは受け付けていません。|

カテゴリー:失敗から学ぶシリーズ

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